近年中国は、生態環境の保護と改善に力を入れている。これまで30件以上の多国間条約に批准するなど、世界の環境ガバナンスにも積極的に参加。「持続可能な開発のための2030アジェンダ実施に関する国別方案」も率先して発表した。国家一級重点保護野生動物も、全国各地で個体数の回復が確認されている。
NASAが2月に発表した衛星による地表観測データで、地球上の緑は以前より増えていることがわかった。主な要因は中国とインドでの植樹造林と農業の集約化だ。2000年から17年間で地球全体の緑化面積は5%増えたが、中でも中国は増加分の25%以上を占め、世界1位と貢献している。
エコ文明の建設には世界各国が一緒に参画することが必要である。中国は一貫して、生態環境改善のために国際協力の拡大に努め続けており、「澄んだ水と緑の山は金山、銀山である」という理念を実践し続けている。