こんにちは、世間は早くもお盆です。今回はカラマーゾフの兄弟(亀山郁夫訳)の一巻を歌にしました。それでこのカラマーゾフの兄弟は小説の中では世界最高傑作と呼び声高く、私も読むのは三回目くらいですが、読むたびに新たな発見がある面白い作品です。ただし、各巻が500ページ位あり抵抗はあるかもしれませんし、ロシアの名前やら地名やら難しいというのはあります。ただ言えるのはこの作品にはドストエフスキーのすべての作品の要素が詰まっていて。そして人間関係のすべてを語っているといっても過言ではありません。私は読み直しはまだ一巻だけでプロローグを今回歌いましたが。5巻までにはいろんな展開があったと思います。そしてドストエフスキーが生涯研究していたであろう。宗教の意味とは何か?悪の正体とは何か。それがどういう風にして移っていくかというのがわかってきます。自殺が多くみられる日本にとっても解決のヒントにもなります。
なので、またじっくりと、分析しながら二巻、三巻と読み直していこうと思います。それでは