働き方改革法案が衆議院の委員会でまもなく採決されます。国会内から報告です。
(政治部・有馬央記記者報告)
委員会は30分ほど前に再開しました。多くの野党議員が詰め掛けるなか質疑が続いています。開会前には野党議員が「強行開会はやめて下さい」と言いながら委員長が部屋に入るのを阻止しようとする一幕もありました。これに先立って、加藤大臣の不信任案が本会議で採決されました。提案理由の説明に立った西村衆院議員は、あらかじめ3万字の原稿を用意して、アドリブも交えながら2時間6分にわたって演説しました。これは過去最長です。ただ、不信任案は与党などの反対多数で否決されました。まもなく、委員会では法案の採決に入ります。25日、新たに調査データのミスが見つかったため、野党側は採決に反対していますが、法案は与党側の賛成多数で可決され、29日に衆議院を通過する見通しです。来週は集中審議や党首討論が予定されています。野党側は森友・加計学園の問題など審議のなかで追及していく方針です。
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