※ベストセラー「デフレの正体」の著者、藻谷浩介氏はブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、経済成長やデフレの克服が日本銀行の金融政策によって可能だとするリフレ論者の主張は「宗教」と同じであり、彼らの言いなりになっている限り、「日本に未来はない」と警告した。藻谷氏は「日本のように生産 力が強いのに、生産年齢人口減少で給与所得が減り、かつ高齢者が消費しない国では、どんどんモノは作るが、買う人がいないという特殊な現象が生じ、需給バランスが崩れ、物価が下がることになる。これはマネーを増やせばどうにかなるという貨幣的現象ではない」と指摘。「数式の前提が崩れていることを認めず、空理空論を言い続ける一部の学者は占星術者のようなものだ」と語る。★後半は三橋氏の経済学